人生において面接を受ける機会というのは多くはないと思います。
(僕はこれからの時代、転職回数は増えると考えていますがw)
何度経験しても毎回どういう流れだったか・・・と緊張してしまう方も多いのではないでしょうか?
そこで転職をお考えの方に読んでいただきたい、面接突破術をご紹介します。
最後まで読み終わったときには、前向きな姿勢で自信をもって面接に臨んでいただけること間違いなしです!
面接で緊張しない為には準備が大切
やはり面接は何度行っても緊張してしまいますよね。
極度の緊張でアピールが出来なかったり、質問したかったことが聞けなかったり。。
思い出すだけで恥ずかしくなるような面接の経験がある方も少なくないのではないでしょうか。しかし面接は、きちんと事前準備をしておくことで自信をもって望めるようになり、自分らしいアピールをすることが出来る様になります。
緊張する理由のひとつに「質問にうまく答えられるのか不安・・・」という点があると思います。面接は基本的に質問に答える形式が多いので、受け答えや話す内容をいくつか用意しておくことが大事です。緊張せず自信をもって面接を迎えるためにしっかり事前準備を行いましょう!
事前に準備をしておく
一般的な面接では、はじめに自己紹介があります。自己紹介はただ単に、自分の説明をするだけでは印象には残りません。就職活動においての自己紹介とは、実務につながるようなことを話し採用担当に、自分と働くイメージを持ってもらわなければなりません。新卒の方はこれまでの学生生活で最も打ち込んできた経験について話し、その経験から学んだことやその経験を活かしてどの様な結果になったのかを話すのがベストでしょう。
普通の自己紹介では、「サッカーが得意です。小学生から何年も続けています。これからもやり続けたいです。」といった内容になると思います。ですが、就職活動時にはこれでは何も響きません。ですがこれはどうでしょうか。「サッカーが得意です。小学生から何年も続けていますがもっと改善するところがありそうだと思い、それまで通っていた教室と別の教室にも行くようになりました。そこでコーチから、これまで自分では気づかなかった改善点を指摘していただきました。その点を改善する為練習した結果、動きが格段に良くなり試合にも勝つことが出来る様になりました。これまでよりもさらにサッカーが楽しくなりました。」いかがでしょうか。この内容になると、自分で気づいて改善を行うことが出来る人だろうと、仕事上でのイメージが湧きますよね。このように自分の今までの経験を、エピソードを踏まえて話せるようになっておくことが大事です。
転職をお考えの方は、今までの自分の職務経歴の中で新しい仕事に活かせる経験を簡潔に話すことが大切です。どういった業種でどれくらいの期間、どんな仕事をしてきたのかを簡潔に話せると良いでしょう。
その中で、「目標値に対し130%の営業成績を残した」「リーダーとして業務改善を行い、今まで8人でやってきた仕事を5人で出来るようにした」「プロセスを見直しロスを30%削減した」などその仕事でどんなスキルを得てどんな結果を残したのかを話すことで、採用担当にあなたが活躍するイメージを残せるでしょう。またそういったアピールを自己紹介で行うことで採用担当者より、関連した質問をしてくれる可能性があるので、よりアピールを行うチャンスにも繋がります。
また新卒や転職者に通じることですが、自己紹介のときには丁寧にゆっくり話すことが大事です。自己紹介は一番初めに行う場合が多いので、緊張して早口になったり声が小さくなったりしがちですが、意識して丁寧にゆっくりと話すことで落ち着いた印象を与え、第一印象を良くすることが出来るでしょう。
いかに練習を積むかが結果を左右する!質問への対策!
次に質問に対しての事前準備についてお話しします。 面接の際に何を質問されるのだろうとすごく構えてしまいますよね。その点が不安な方は、事前によくある質問をピックアップし、面接で話す練習をしておきましょう。ネットで調べると面接での質問項目はたくさん出きますが、掘り進めていくと実は似たようなパターンが多いです。質問をいくつも書き出し、なにを意図としてこの質問をされるのかを考えます。それを繰り返すことで、自ずと質問の意図を掴むことができ、求められている回答が分かるようになるはずです。
ここまで出来たら、あとは自分の経験を踏まえ話すだけです。その練習を繰り返すことで、本番の面接時に質問をされても、こういうことなのかと答えることが出来ます。分かっているようで、実際にこの事前準備をしている人は少ないのではないでしょうか。この点をしっかりと抑えることで面接突破への道は開けてきます。
つぎは、面接時でのマナーや所作の部分でのポイントを詳しくお伝えします。
これだけは押さえておきたい面接マナー!
第一声で印象が変わる電話応対!
企業へ自分から電話をするときは、いい印象を与えるための話し方で電話を掛けることは当たり前だと思いますが、企業より電話を受けるときはどうでしょうか。知らない番号から電話が掛かってきたときに、とりあえず出てみるといったことは無いでしょうか。
電話は顔が見えない分、対応によってはマイナスな印象を与える原因になります。電話は企業との最初の接点の場であるので、その電話でいかに印象を良くするかが大切です。そこで意識すべきなのは、知らない番号から掛かってきた場合でも選考中の企業からの電話の可能性があるので、第一声から印象の良い受け答えをしましょう。
普段の電話から印象の良い対応が出来ていればファーストコンタクトからこの人に会ってみたい、とプラスの印象を与えることが出来ます。就職活動の間は、知らない番号からの着信にひやひやすることがあるかもしれませんが、意識することでライバルとの差が確実に生まれるはずです。
面接会場への入退出時のマナーを確認しよう!
次は面接時のポイントについてご紹介します。まずは面接会場での所作・マナーについてです。
最初に名前を呼ばれて部屋に入室する際は、「3回ノック」をします。一般的に、2回以下のノックは、空室確認の意があるとされています。普段から入室でノックするときに「3回ノック」を習慣づけておくと良いでしょう。
次はドアの締め方です。面接官の方を向きながら後ろ手でドアを閉めるのは失礼にあたります。ドアを閉める際には面接官に背を向けドアを閉めましょう。
次は着席となりますが、ドアを閉め終わったら椅子の横に立ち、名前と面接のお時間を頂くことへのお礼を忘れずに伝えましょう。その後、面接官から「どうぞ」と促されてから着席をします。面接が終われば、最後に退室です。まず終了の旨を言われたら、お時間を頂いたことへのお礼を伝え、「ありがとうございました」と言って席を立ちます。席を立った後、ここで改めて感謝を述べます。退室の際は、「失礼いたします」と言って、一旦面接官へ背を向けドアを開け、面接官の方へ向きなおし退室します。退室したからといって、選考は終了ということではありません。企業の建物を出るまで気を抜かないことも大事なポイントです。
記憶に残る印象の良い『面接のみだしなみ』
見えないと思っていませんか?面接時の鞄はこれがベター!
鞄は足元に置くからといって、カジュアルなものはやはり印象が良くありません。ふとした時に目に入り、そこで印象が悪くなってしまうのは残念です。
男女共通のバッグ選びのポイントは、自立する鞄を選ぶということです。鞄は面接時に床に置くことが多いですが、その際に自立せずへこたれてしまうより、自立する方が見た目が良いです。男性の場合は、靴と同じ色の鞄を持つのがベターだと言われています。基本的に革が望ましいですが、合皮やナイロンの素材でも清潔感があるものであれば問題ありません。
知っておきたい冬の防寒着のマナー!
冬の時期にスーツだけでは寒いので、コートやマフラーで防寒をする場面もあると思います。その際の防寒着についてのマナーについてご紹介します。
まず防寒で一番大事なのは、コートですよね。コートは企業の建物に入る前に脱ぐのがマナーとされています。入る前に脱ぐとはいえ、カジュアルすぎるコートはマナーが感じられず、悪い印象を与えてしまうかもしれません。
コートを選ぶ基準として、まず色はベーシックな色を選ぶのが良いでしょう。男性であれば、黒や紺。
コートの種類ですが、最もポピュラーなのはトレンチコートです。
スーツが置いてある所にはトレンチコートが必ずおいてあると言っても過言ではありません。とくにこだわりがなければ、トレンチコートがベターでしょう。また、チェスターコートやステンカラーコートもおすすめです。基本的に膝丈のコートを選ぶことをおすすめします。マフラーやストールに関しても、無難なカラーを選ぶほうが良いでしょう。
また、ボリュームがあるものよりコンパクトなマフラーを選んでおくと、鞄のなかに入れることができて手荷物が少なくなるので、すっきりと見えておすすめです。
まれに、素材によって毛がスーツに付くマフラーもあるため購入の際はその点に気を付けた方がよいでしょう。その対策として、エチケットブラシを持っておくのもよいかもしれません。